芸術作品は作者も含めて作品

こんにちは。ばんばんです。

「人工知能が仕事を奪う」

「機械と人間が一緒に働くようになる」

という話を、あなたも聞いたことがあるかもしれません。

人工知能(AI)の発展はすさまじく、数十年のうちには人間の知能を超えると言われています。(シンギュラリティといいます)

小売店やセールスマンの仕事はなくなると言われ、失業者が続出するという研究結果も出ています。

「小説や絵画のようなクリエイティブな仕事は想像力が必要だから大丈夫だ」

という声がありますが、すでに機械は小説や絵を創作できます。

(参考はこちら)

「人間に打つ手なしや……」

と思ったそこのあなた! まだ人間にも希望は残っています。

今回の記事では、人間が機械に対抗できる可能性について考えてみようと思います。

谷崎潤一郎の変態小説は、作者も含めて作品

小説を例にあげます。

谷崎潤一郎は「痴人の愛」という小説を書いています。これは中年の男が美少女にいいように扱われるという内容です。


なぜこんな作品を書いたかというと、谷崎はドMだからです。

氏の変態性は有名で、エッセイで「京都の芸者は足袋を履いていてけしからん!」と怒ったほどです。足フェチのドMだったということですね。

こういう情報を知らずに「痴人の愛」を読むと、

「なんやこの小説は……」

となりますが、作者の性癖を知ってから読むと読み方が変わってくるはずです。

「谷崎は変態だって聞いてたけど、ここまでだったんか……」

と思えば、作品にも作者にも愛着が湧きますよね。

小説は作者も含めて作品なのです。これはあらゆる芸術作品にあてはあることです。

関連記事 谷崎潤一郎の変態小説を読もう

名作に触れてまず思うことは、「これを作ったのはどんな人なんだろう」

分野を問わず名作に触れてまず思うことは、「これを作ったのはどんな人なんだろう」ということです。それを調べてみると、作品への理解が深まります。

  • ピカソがどんな思いで「ゲルニカ」を描いたのか
  • リュック・ベッソンがどんな思いで「ニキータ」を撮影したのか
  • 夏目漱石がどんな思いで「こころ」を書いたのか

作者の生い立ちや、その作品を作った背景や時代。そういった情報があるからこそ作品は魅力的になります。

どんな名作でも、「ロボットが作った」と知ったら面白くない

あなたが素晴らしい作品に出会って作者について調べた時、「ロボットが作った」と知ったらどう思いますか? とたんに作品が薄っぺらく見えると思います。

ロボットやAIは技術は持っていますが、「人生」を持っていません。

ぼくたちはそれぞれの物語を生きているという点でロボットよりも有利です。

人間と同じような人生を歩んだロボットがいたら、それは人間とみなしていい

「攻殻機動隊」のように精密なロボットが開発され、人間と同じように生活できるようになったとします。彼らは僕たちと同じように喜怒哀楽を知り、それぞれの人生を生きています。

彼らが素晴らしい作品を創作した場合、その生い立ちや背景も作品の魅力になります。そんなロボットがいたら、人間だとみなしていいと、ぼくは考えます。

「アンドリュー」という映画で、そういうテーマを扱ってましたね。

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