ばんばんがおすすめする五人の天才漫画家③ 荒木飛呂彦

ドドドドドドドドド……

誰だって聴きたそうな顔してるから自己紹介するぜ。おれの名前はばんばん。漫画大好き24歳だ。

今日は知る人ぞ知る漫画界の巨匠荒木飛呂彦について語るぜ。

荒木飛呂彦の略歴ッ!!

というわけでスピードワゴン風に登場しました。

今日の記事で書く荒木飛呂彦は、「ジョジョの奇妙な冒険」で有名ですね。

読んだことはなくても、「ジョジョ」という言葉は聞いたことがあるでしょう。

荒木氏は仙台の生まれで、1980年に「武装ポーカー」でデビューしました。

1987年から「ジョジョ」の」連載がスタートしています。「王道を行きながら実験的」といわれる独特の作風で、あの手塚治虫に「かならず伸びてくる才能だ」と評価されました。今年(2017年)で連載30周年ですね。

多くの漫画家が複数の代表作を持つなかで、氏は「ジョジョ」が代名詞となっています。本人も「ジョジョしか描けない」と語るほど愛着を持っており、現在は第8部となる「ジョジョリオン」が連載されています。構想では9部まで計画があるらしいですね。

荒木飛呂彦のここにしびれるッ! あこがれるぅ!  人間讃歌は勇気の讃歌

荒木飛呂彦は「ジョジョ」のテーマを「人間讃歌」としており、「生きることを肯定する」という姿勢を貫いています。

悪役も含めて生きることに疑問を持っている登場人物は一人もいないことが「ジョジョ」の特徴です。

第6部「ストーンオーシャン」に登場するサンダー・マッククイーンだけは自殺願望を持っていますが、死ぬことに一生懸命な姿勢は生きることに一生懸命なのと同じでしょう。(暴論)

「ジョジョの好きな登場人物」や「ジョジョ名言スレ」などでは悪役が人気を博していて、氏が魅力的な登場人物を創造していることが分かります。

キャラクターを考える際は、「好きな映画」「出身地」「信条」など、50種類にも及ぶ項目を作り、リアリティーのある人物ができるように工夫しているそうです。

ジョジョラー(ジョジョが好きな人)ならわかると思いますが、ジョジョを読むと生きる勇気が湧いてきます。

荒木飛呂彦のここにしびれるッ! あこがれるぅ!  特徴的な擬音語、擬態語

「ジョジョ」には特徴的な擬音語や擬態語が多く登場します。

  • ズキューーーーン
  • メメタァ!!
  • ドドドドドドドドド

など、グッズやモニュメントにもなるほどです。ジョジョを扱うお店やジョジョバー(ジョジョの飲み屋)にいくと、かならずといっていいほど擬音語、擬態語ネタが扱われています。

スタンドやジョジョ立ちはほかの作品にも影響を与えていますが、擬音語、擬態語はだれも真似できないですね。

荒木飛呂彦のここにしびれるッ! あこがれるぅ!  スタンドという概念

「ジョジョ」の第3部である「スターダストクルセイダーズ」から「スタンド」という概念が登場します。

守護霊のようなもので、「そばに現れ立つ」というところから名前が付けられました。

荒木氏いわく「超能力を可視化したもの」で、それぞれの登場人物が持つ特殊能力を具現化しています。

このスタンドがいわゆる能力ものバトルの嚆矢といわれています。ジャンプ系漫画で能力ものバトルを扱っている漫画はほとんどがジョジョの影響を受けています。

  • BLEACHの斬魄刀
  • HUNTER×HUNTERの念能力
  • 幽遊白書のテリトリー
  • NARUTOの忍術

などを考えると分かりやすいかと思います。

厳密にいうとアメコミの「XーMEN」などで能力ものは扱われていましたが、「ジョジョ」は能力に限界を作った点が斬新でした

  • 「近距離ではパワーが強いけど攻撃できる範囲が狭い」
  • 「遠くまで行けるがパワーは弱い」

など、あえて弱点を作ることで、「パワー=強さ」ではない戦いを描いています。敵を倒したらまた強い敵が出てきて、そいつを倒したらもっとつよい敵が……というパワーインフレを克服したのです。

第3部ではじめて登場したスタンドですが、次の4部では弱いスタンドが多数登場し、頭脳を使った戦いが展開されます。

ちなみに、第4部は人間の弱さがテーマになっており、弱さを攻撃に変えた者が一番恐ろしいのではないか、という作者の考えがスタンドに投影されています。

荒木飛呂彦のここにしびれるッ! あこがれるぅ!  人間を讃える名言の数々

ジョジョ最大の魅力といえば、数々の名言です。

「ジョジョの奇妙な名言集」という本が刊行されるほど、たくさんの名台詞があります。

一部をご紹介しましょう

  • 大切なのは『真実に向かおうとする意思』だと思っている。
    向かおうとする意志さえあればいつかはたどり着くだろう?
    向かっているわけだからな…。違うかい?
  • 悔いは無い……心からおまえの成長が見れてよかったと思うよ
    おれはおまえに出会うために一万数千年もさまよってたのかもしれぬ
  • もっともむずかしい事は!
    いいかい! もっともむずかしい事は!
    自分を乗り越える事さ!
    ぼくは自分の運をこれから乗り越える!!
  • 砂漠の砂粒一つほども、後悔はしていない……
  • 覚悟とはッ!犠牲の心ではない! 覚悟とはッ! 暗闇の荒野に! 進むべき道を切り開くことだッ!

あえて第何部のセリフなのかは伏せておきました。ぜひ読んでみて、心揺さぶる名言に出会ってください。

まとめ

荒木飛呂彦の魅力(というか、ジョジョの魅力)をお届けしました。

ジョジョを読まずには死ねないので、ぜひ読んでみましょう。

ばんばんはクールに去るぜ……。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です