ドストエフスキー入門ならこの3冊を読め!

こんにちは。ばんばんです。

今日はドストエフスキーについて書きます。世界文学史に残る文豪ですので、読むのが義務です。読まないと人間ではありません。

ドストエフスキーってどんな人?

ドストエフスキーはロシアを代表する小説家です。開国とともに日本にも彼の著作が入ってきて、多くの文学者や思想家に影響を与えました。ぼくは「誰が一番すごい小説家か」ときかれれば、迷わず彼の名を挙げます。

58歳当時のドストエフスキー

文豪と呼ばれるドストエフスキーですが、意外と読んでいる人が少ないです。なぜなのでしょうか。

ドストエフスキーは敷居が高い?

ぼくは大学時代にドストエフスキーに傾倒しましたが、同級生はみんな敬遠していました。

「話が壮大すぎる」

「長い」

というのが彼らの言い分でした。ぼくも否定はしません。代表作の「罪と罰」は、新潮文庫の上下巻で1000ページはあります。読書好きな人でもこの分量には二の足を踏むでしょう。

内容も理解が難しいです。異常に細かいところまでこだわって書かれています。

服装、間取り、持ち物、生い立ちなど、本筋とは関係のない部分がこれでもかというほど描写されています。文学に素養のある人でも理解に苦しみます。彼の作品を完璧に理解できる人間などいないでしょう。だからこそ多くの研究家がいるのです。

細部にこだわって書かれているドストエフスキー作品ですが、その細部こそが重要な要素なのです。特に建物の間取り、金額、服装は注意して読んだほうがいいですね。

ではおすすめの作品を紹介します。

地下室の手記

代表作の一つです。ぼくがこの作品を推す理由は以下の通りです。

  • 分量がちょうどいい(新潮の文庫で250ページほど)
  • 話が分かりやすい

内容としては、官吏(公務員みたいなもの)をやめた主人公が、「地下室」に引きこもって現代社会を批判するというものです。この主人公のひねくれっぷりがすごいです。

とにかく自意識過剰。飲み屋で見ず知らずの将校にケンカを売って無視されたり、呼ばれてもいない集まりに無理やり参加したり。

終盤では売春宿の少女と出会いますが、彼女とのやり取りも面白いです。ここでもかなり細かいところにこだわって書かれていますが、ほかの作品に比べればわかりやすいです。個人的には

たとえ不幸だって、人生はいいものさ。

「地下室の手記」 新潮文庫171ページ

というセリフは大好きです。

この作品はドストエフスキー作品の分水嶺とでもいうべきもので、「地下室の手記」の前後で作風が変わっています。入門書であると同時に彼の作品を読み解くカギとなるのです。

貧しき人々

こちらも新潮文庫で287ページというお手軽さがいいですね。往復書簡という形式をとった悲恋ものです。終盤でヒロインが結婚を決意する場面はハンカチが必須です。

死の家の記録

分量は多いですが、話は複雑ではありません。ドストエフスキーがシベリアにいた時の経験をもとに書かれています。

彼は流刑地で「英雄的な行動をとった者が次の瞬間には下劣なことをする」といった光景を目の当たりにし、人間の多面性や矛盾に気づかされました。これは「カラマーゾフの兄弟」などでも扱われているテーマで、彼の作品最大の特徴です

それにしても新潮社の本は表紙のセンスがないですね。

まとめ

ドストエフスキーの作品は以下のような特徴から敬遠されがちです。

  • 長い
  • 内容が複雑

対策として

  • 地下室の手記
  • 貧しき人々
  • 死の家の記録

から読みましょう。人間への造詣が深まります。

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