おもしろ旧約聖書講座 エサウとヤコブ

こんにちは。ばんばんです。

今回のおもしろ創世記講座は「エサウとヤコブ」です。

この話は、「目先の利益のために愚かなことをするたとえ」として、映画や小説で引用される事があります。カインとアベルの件と同じく、兄弟の争いを描いています。



早速見ていきましょう。

イサクはリベカと結婚し、エサウとヤコブを生む

アブラハムの息子イサクはリベカと結婚しました。

リベカに子どもができなかったので神にお願いしたところ、身ごもりました。お腹の中で子どもたちがぶつかるので、リベカは心配になりました。

リベカ「これ大丈夫なんか」

神は言いました。

神「2つの民がおみゃぁさんの腹の中におる。2つの族(やから)がおみゃぁさんの腹から出る。1つの族は1つの族より強い。大きい方は小さい方に仕えるんや」

これは、2人の子を生み、兄が弟に仕えるという意味です。

やがてリベカは2人の男の子を産み、兄をエサウ、弟をヤコブと名付けます。2人は成長し、エサウは猟師に、ヤコブは天幕に住む人になります。

イサクはエサウを愛し、リベカはヤコブを愛しました。

エサウ、ご馳走のために長子の権利を譲る

ある時、ヤコブはご馳走を作っていました。そこへエサウが猟から帰ってきます。

エサウ「そのご馳走ほしいンゴ。ワイは疲れてるねん」

ヤコブは答えます。

ヤコブ「あげるから、おみゃぁさんの長子(長男)の権利を譲ってほしいンゴ」

エサウは答えます。

エサウ「ぅぅぅ……腹減って死にそうンゴ。長子の権利なんかどうでもインゴ。あげるンゴ」

あっさり長子の権利を譲ってしまいます。

ヤコブ、父を騙して祝福を受ける

エサウとヤコブの父であるイサクは年を取り、目が霞んできました。彼はエサウを呼んで言います。

イサク「ワイはもう年をとった。いつ死ぬかわからへん。おみゃぁさんはワイのためにご馳走を作るんや。そしたらおみゃぁさんを祝福したる」

注・祝福 神の愛を受けること。救済されること。多様な意味を持つ言葉

この会話を、リベカは聞いていました。彼女はヤコブに告げます。

リベカ「パピーが兄貴を祝福しようとしとる。羊をとってくるんや。そしたらワイがおみゃぁさんのためにご馳走を作ったる。それをパピーのところに持ってけば、おみゃぁさんが祝福されるンゴ」

ヤコブはビビってました。

ヤコブ「兄貴は毛深いけどワイは滑らかや。パピーに気づかれるし、そうしたらワイは呪われるンゴ」

リベカ「大丈夫や。おみゃぁさんの呪いはワイが受けたる」

ヤコブは子ヤギをとってきて、リベカがご馳走を作ります。山羊の皮をヤコブの手につけて、エサウの着物を着せます。

ヤコブ「パピー」

イサク「誰や」

ヤコブ「エサウや。ご馳走やで」

イサク「はやっ」

ヤコブ「神様がくれたんや」

イサク「お前ホントにエサウなんか。触らせてくれ」

イサクはヤコブに触ります。

イサク「声はヤコブやけど手はエサウや」

イサクは見破ることができませんでした。ヤコブの手が(山羊の皮をつけて)毛深かったからです。

イサク「お前ホントにエサウなんか」

ヤコブ「せやで」

イサク「ご馳走プリーズ」

ヤコブが持ってきたご馳走をイサクは食べ、彼を祝福しました。

エサウが帰ってきて、イサクは騙されたと知る

その後エサウが帰ってきました。彼もご馳走を作ってイサクのもとに持っていきました。

エサウ「ご馳走やで。祝福プリーズ」

イサク「お前誰や」

エサウ「エサウや」

イサク「じゃあ、さっききたあいつは誰や……(ガクブル)ワイはあいつを祝福しちまったンゴ」

エサウ「なんやて。パピー、ワイも祝福してくれ」

イサク「無理や。お前の弟が祝福を奪っていったんや」

エサウ「あいつは長子の権利だけでなく、祝福まで奪っていったんや。もぅマジ無理……リスカしょ……」

後半に続きます。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です