おすすめ小説 はつ恋 ~恋愛小説の金字塔~

こんにちは。ばんばんです。

今日はツルゲーネフの「はつ恋」という小説をご紹介します。

ツルゲーネフってどんな人?

ツルゲーネフはロシアの小説家です。

「はつ恋」の他に「猟人日記」「父と子」などの傑作を遺しています。

ロシアの農奴制解放に大きな役割を果たした人ですがそれはまた別の機会に。

「はつ恋」はツルゲーネフの自伝的な作品とされ、本人が一番愛した作品でした。

「はつ恋」ってどんな話?

1833年夏。16歳の少年ウラジーミルは、モスクワ市内、ネスクヌーイ湖のほとりの別荘で両親とともに住んでいた。

ある日の事、隣に引っ越してきた年上の美しい女性、ジナイーダに主人公は淡い恋心を抱く。だが、ジナイーダはいわばコケットで、彼女に惚れる何人もの「崇拝者」達を自身の家に集めては、いいようにあしらって楽しむような女性だった。

彼女の家に行ってそれを知る主人公。だがそれにより、むしろ恋心はつのるばかりだった。興奮から、その晩は眠れず、ぼんやりと窓から雷を眺めながらジナイーダの事を思う。自分は恋をしてるのだ――そう自覚する主人公だった。

主人公の懊悩がその日から始まる。ジナイーダへの想いが募る主人公だったが、一方のジナイーダはと言えば、主人公の気持ちに気づきながら、主人公を弄ぶだけだった。彼女にとっては主人公は彼女に群がる多くの男達の一人にすぎなかったのだ。

「年上のいい女に弄ばれる話」ということです。

男性諸君は大好きですね。ぼくも大好きです。

「はつ恋」の何が良いのか

ロシア文学は名作が多いのですが、非常に読みづらいです。理由は以下の通り。

  • 分量が多い
  • ロシアの政治や歴史の知識を必要とする
  • 登場人物の名前が複数の呼び方で呼ばれるのでついていけなくなる
  • 一般的には理解できない言動が多く見られる

特に登場人物の呼び方に関しては、文学初心者は分かりづらくなるところです。

ドストエフスキーの「罪と罰」の主人公は、正式名称をロジオン・ロマーヌイチ・ラスコーリニコフといいます。この時点で覚えづらいですね。

ラスコーリニコフは作中で「ラスコーリニコフ」「ロージャ」「ロージカ」「ロジオン」などと呼ばれます。全て同一人物のことですが、訳がわからなくなりますよね。ぼくも最初はわかりませんでした。

「はつ恋」では上にあげたロシア文学特有の難点が少ないです。

歴史や政治の話は出てこず、人物の名前もほぼ統一されています。

分量も、新潮文庫で200ページにも満たないです。早い人なら1日で読めるでしょう。

物語も分かりやすいので親しみやすいです。文学入門としてはもちろん、ロシア文学入門としてもおすすめです。

「はつ恋」は結末がすごい

「はつ恋」は結末がすごいです。意外な展開に驚くこと間違いなし。

ヒロイン、ジナイーダの恋の行方に注目です。

まとめ

「はつ恋」はこんな作品

  • 年上のいい女に弄ばれる
  • 読みやすい
  • 意外な結末

以上です。

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