夏目漱石の「文鳥・夢十夜」はおすすめしません。「三四郎」を読みましょう。

こんにちは。ばんばんです。

夏目漱石の「文鳥・夢十夜」という作品を読んでいます。

おすすめです、といいたいところなのですが、あまり面白くありません。

「文鳥・夢十夜」ってどんな作品?

簡単に言うと短編集です。冒頭には「文鳥」という話があり、そのあとは小品(短い作品)が続きます。

あえて面白いところを挙げるなら「夢十夜」という、幻想的な話を集めた部分は読みごたえがあると思います。「こんな夢を見た」という書き出しが有名ですね。

それ以外は全く面白くありません

物語的な要素がない

「永日小品」という短い作品を集めたものも収録されていますが、漱石自身の体験に基づいていると思われるものが大半です。

留学していたころや幼少期に題をとった短い小説が多いのですが、オチがありません。ほとんど日記や回想記にちかい形式をとっています。他人に読まれることを前提にしていないので、読んでいる面白さはないですね。

私小説に近い

このような小説のことを、私小説と呼びます。作者の体験したことを書く日記に近い形式で、日本では近代小説から見られました。

厳密にいうと「永日小品」は私小説ではないかもしれませんが、空想的な要素を排除した点では近いでしょう。他人の日記や回想なんて面白いわけないですね。

このブログでもいくつか紹介してますが、それ以外にもおすすめを紹介します。

夏目漱石の「三四郎」

「三四郎」という作品は読みやすくていいです。人が死んだり金のことでもめたりしないので親しみやすいですよ。

「三四郎」は簡単に言うと「熊本から上京した学生の恋物語」といったところです。かなり簡単に言ってます。現在の東京大学を舞台にした作品です。東京大学構内には「三四郎」内で出てくる「三四郎池」が残っています。

三四郎池

この作品のいいところは以下の通り。

青春小説なので重くない

「こころ」「それから」「門」などの作品は、不倫や金銭を巡った争いなど、どろどろした内容を扱っています。

「三四郎」は大学生の恋愛を描いているのでそういった重苦しい話がないです。青春小説として楽しむことができるので、文学にあまり興味がない方にもおすすめです。

分量が適切

「三四郎」は文庫本で350ページほどです。新潮文庫なら文字が大きくなっているので、そんなに多くは感じないと思います。活字に親しんでいない方でも読みやすいですよ。

まとめ

  • 夏目漱石の「文鳥・夢十夜」はおもしろくない
  • 夏目漱石なら「三四郎」を読みましょう。

以上です。

 

 

 

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