おもしろ旧約聖書講座 ソドムとゴモラ

こんにちは。ばんばんです。

今回のおもしろ創世記講座は、「ソドムとゴモラ」です。怪獣の名前みたいですが、街のことです。

この話はドストエフスキーの作品でも取り上げられており、有名だと思います。名前は聞いたことがあるけど内容は知らないという方のために、解説しましょう



ソドムとゴモラを滅ぼそうとする神を、アブラハムが止めた

死海周辺に、ソドムという街がありました。ここは大きく繁栄していましたが、腐敗し、悪がはびこっていました。神はこの町を滅ぼそうと決めます。それに対してアブラハムが言いました。

アブラハム「いかんって。この町に50人は正しい人がおるかもしれんって。その人も一緒に滅ぼすのはおかしいっしょ」

神「おけ。滅ぼすのやめるンゴ」

あっさりしていますね。アブラハムは調子に乗って挑発します。

アブラハム「もし45人しかおらんかったらどうするwwww」

神「滅ぼすの辞めるンゴ」

アブラハム「もし40人だったらwwww」

神「滅ぼすの辞めるンゴ」

というやり取りが延々と続き、最終的に10人正しい人がいれば滅ぼさないという方向で話がまとまります。神様はけっこう簡単に妥協するんですね。

ソドムに神の使いが行き、正しい人がいるか調査する

さすがに神も気になったので、ソドムに使いを派遣します。彼らをもてなす人がいるかどうかを調べるためです。

町の入口にはロト(アブラハムの甥)がいました。彼は天の使いを家に招き、もてなしました。

夜になるとソドムの人々がロトの家を取り囲み、言います。

町の人々「今日お前んとこにきた連中どこや。ワイらは彼らを知りたいんや」

注・「知る」という言葉には、「暴行をする、性的な虐待をする」という意味がある

ロトは答えます。

ロト「ワイの娘をやるから、この人達には手を出さんでくれ」

娘を犠牲にしてまで神の使いを守るという暴挙に出ましたね。ソドムの人々は聞き入れません。

町の人々「そいつらは風来坊のくせに偉そうな態度とっとる! ひどい目に合わせたる!」

町の人々はロトの家に押し入りますが、天の使いは目潰しを食らわせます。

ロトの妻は言いつけを破り、塩の柱になる

天の使い「やっぱこの町いかんわ。滅ぼすンゴ。お前とお前の家族だけ助けたるわ。逃げやぁ」

ロトは妻と二人の娘を連れて逃げました。天の使いは言いました。

天の使い「逃げる際に後ろを振り返っちゃいかんよ」

ロトと家族が逃げたあと、神は硫黄と火を降らせ、ソドムとゴモラを滅ぼしました。ロトの妻は後ろを振り返ってしまったので、塩の柱になりました。

創世記の中でもツッコミどころ満載で理不尽な話

ソドムとゴモラの件は

  • ロトが娘を犠牲にして神の使いを守る
  • ロトの妻が塩の柱になる

など、ツッコミどころ満載で理不尽な話ですね。(ちなみに、死海周辺ではロトの妻なのではと言われる塩の柱が見つかっています

現代に生きる我々には理解できない言動がありますが、それも聖書の面白さの一つです。

次回はツッコミどころの宝庫ともいえる「イサクの献供」をお送りします。

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