「ドン・キホーテ」のあらすじ

こんにちは。ばんばんです。

今回の記事では、「ドン・キホーテ」のあらすじをご紹介します。





そこまで難しい話ではないので、敷居は低いかなと思います。

ドン・キホーテのあらすじ

スペインのラ・マンチャ地方に住むアロンソ・キハーノという郷士は、騎士道物語の読みすぎで現実と妄想の区別がつかなくなりました。

自らを「ドン・キホーテ」と名乗り、「遍歴の騎士」として世の不正をただし、弱きものを助けるための旅に出ることにします。

「ドン・キホーテ」の「ドン」はスペイン語の敬称で、かなり高い身分の人しかつけることはできませんでした

ドン・キホーテ自身も、作者のセルバンテスも、「ドン」をつけるほどの身分ではなかったので名前自体が自虐ネタになっているのですね。

ドン・キホーテは旅のお供として近所に住むサンチョ・パンサを連れていきます。「パンサ」は「太鼓腹」という意味で、長身痩躯のドン・キホーテとは対照的に、サンチョはずんぐりとした体形をしています。

ドン・キホーテの愛馬はロシナンテという痩せ馬です。ドン・キホーテとサンチョは冒険を求めて旅に出ますが、行く先々でトラブルを巻き起こします。

「ドン・キホーテ」の名場面 風車に突撃する話

ドン・キホーテで最も有名な話といえば、風車に突撃する場面だと思います。本編を読んだことがなくても、この話だけは知っているという方もいるかもしれません。

ドン・キホーテは野原に立ち並ぶ風車に出会い、それらを巨人だと思い込みます。探し求めていた冒険に出会えたと歓喜する彼は、サンチョが止めるのも聞かずに突撃。あえなく吹き飛ばされてしまいます。

あきらめがつかないドン・キホーテは、自分の活躍をねたんだ魔法使いが邪魔をしたせいだと言い張ります。

ドン・キホーテが風車に突撃する場面は何を意味するのか

この場面は様々な解釈がされています。

セルバンテスはオランダの独立を予言していた?

当時、ネーデルランド諸州(のちのオランダ)はスペインの支配下でした。

その後八十年戦争を経てスペインから独立。オランダが誕生します。

風車はオランダの象徴、騎士はスペインの象徴とされており、ドン・キホーテが風車にやられる場面は、オランダがスペインから独立するのを予言していたのではないかといわれています。

ドン・キホーテは滑稽? 勇敢?

「ドン・キホーテ」という作品自体が喜劇なので、風車の件も滑稽なことの象徴とされています。

「ドン・キホーテ」刊行後は、各地でパロディや劇が上演され、ほとんどが喜劇として扱われていました。

その一方で、年を取ってからも夢や希望を持ち、巨大な敵に勇敢に立ち向かっていく姿に心酔する人もいました。

あのチェ・ゲバラは自身をドン・キホーテに見立てて、両親に手紙を書いています。

『もう一度、私は足の下にロシナンテ(ドン・キホーテの愛馬)の肋骨を感じています。盾をたずさえて、再び私は旅を始めるのです。もしかすると、これが最後になるかもしれません。自分で望んでいるわけではないが、論理的にはそうなる可能性があります。もしそうなら、あなた方に最後の抱擁をおくります。
私は、あなた方を心から愛していました。ただ、その愛情をどう表現したらよいのかを知らなかっただけです。私を理解していただくのは容易ではないのですが、今は、私を信じて欲しいのです。芸術家のような喜びをもって完成を目指してきた私の意志が、なまってしまった脚と、(喘息の為)疲れた肺を支えてくれるでしょう。この20世紀の小さな外人部隊長を時々想い出して下さい。
おふたりの強情な放蕩息子から大きな抱擁を送ります。~エルネスト』

出典 文芸ジャンキーパラダイス様

多様な読み方ができるのも、世界で一番売れた理由ですね。

どうでもいいですが、ゲバラの手紙かっこよすぎだろ……。

まとめ

「ドン・キホーテ」のあらすじはこんな感じ

  • 騎士道小説を読みすぎた郷士が妄想と現実の区別がつかなくなる
  • サンチョという従士を連れて旅に出る
  • 風車を巨人だと思い込んで突撃する
  • 多様な読み方ができる。

以上です。

 

 

 

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