ばんばんがおすすめする五人の天才漫画家④ 松本大洋

こんにちは。ばんばんです。

「ばんばんがおすすめする五人の天才漫画家」シリーズも4人目に突入しました。

今回紹介するのは松本大洋氏です。

ピンポン」「ナンバーファイブ」「鉄コン筋クリート」などの代表作がある天才です。

早速作品を見てみましょう。

松本大洋の代表作 鉄コン筋クリート

「鉄コン筋クリート」は、「宝町」という街を舞台にしたアクション作品です。映画の予告編はこちら。

主人公はシロクロという二人の少年です。並外れた戦闘能力を持ち、宝町を飛び回って犯罪を生活の糧としています。

クロはクールな少年で、シロは少年のような純粋な心を持っています。

ちなみに「冷静な少年と純粋な少年」という組み合わせは、松本大洋作品でしばしば扱われます。

冷静なほうが純粋な相方を保護していたつもりが、じつは救われていたという構成がよくみられますね。

「鉄コン筋クリート」は後半のイタチとの戦いが観念的になっていますが、連載当時に打ち切りの憂き目にあっていたからです。今では信じられませんが。

松本大洋の代表作 ピンポン

こちらの作品は聞いたことがある人も多いかもしれないですね。中村獅童と窪塚洋介主演で映画化もされ、最近だとアニメにもなっていました。

ペコスマイルチャイナアクマドラゴンという5人の高校生が、卓球を通して成長する様子を描く傑作です。

個人的には、「ピンポン」が一番分かりやすくて感動するので好きですね。アニメ動画はこちら。

ヒーロー(自分にとっての救いとなる人物)」がテーマになっていて、主人公のペコが、他の4人にとってのヒーローになるという構成です。

熱血系のストーリーですが、わき役のさりげないセリフや心情描写が優れています。特にチャイナとコーチのやり取りは感涙必至です。

アニメではドラゴンの恋人、海王学園の校長、チャイナの母親など、原作未登場の人物が出てきます。こういうことは本来やってはいけないのですが、「ピンポン」はアニメが原作を超えた数少ない作品の一つです。これから鑑賞するならアニメから見ることをお勧めします。泣けます。

松本大洋の代表作 ナンバーファイブ

氏の作品中でも異色のSFアクションです。

未来の地球を舞台に、政府の軍隊「虹組」のメンバーをめぐる物語です。アイパッドアプリのCMがこちら。

虹組のナンバー吾(ファイブ)が、マトリョーシカという女性を誘拐します。他のメンバーが彼を抹殺しに行きますが、ことごとく返り討ちにあいます。

この作品の特徴は、脇役の描写が細かいことです。主人公の吾よりも他の登場人物の描写のほうが多いです。

虹組のメンバーと吾は対立していますが、心の深いところではつながっているので、葛藤を抱えながら対決します。その様子も松本大洋ならではです。

「ナンバー吾」は「生命への愛」もテーマになっています。虹組リーダーである王(ワン)と吾の対決が見ものですね。

ちなみにこの作品は「サイボーグ009」のオマージュです。僕はまだ読んでいないので、そちらも鑑賞してみたいです。

松本大洋は人間じゃない説

松本大洋は、我々凡人とは違う次元から世界を観察しています。彼の作品に触れると、そう思います。

この体験は、小説や映画など、漫画以外の創作活動をしている方にもプラスになるはずなので、ぜひ読んで下さい。

文芸ジャンキーパラダイス」というサイトで詳細な解説がありますので、こちらも参考にしてください。

 

 

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