幽☆遊☆白書 名場面集 飛影VS時雨

こんにちは。ばんばんです。

「幽☆遊☆白書」の名場面といえば、戸愚呂弟と幻海のやりとりか、蛍子と幽助のラストシーンが有名です。

ぼくの中で一番好きな名場面は「飛影VS時雨」です。

多分ファンじゃないと知らないマニアックなところですが、冨樫節の真骨頂ともいうべき名場面ですのでご紹介します。




注・ネタバレ含みます。

心は変わるものだ

A級妖怪では束になっても叶わなくなった飛影に、躯(漢字違う)は魔界整体師時雨との戦いを提案します。

どうでもいいですが、「魔界整体師」っていう肩書き、すごいですね。

時雨↓

時雨は患者に手術をするかどうかを、その人の人生に惹かれるかどうかで決めます。手術料はその後の人生の一部をいただくこと。

飛影は邪眼を移植してもらう代償として「妹に出会っても名乗らない」という条件をのみます。それに関するやりとりが冨樫節。

飛影「手術の前にも言ったはずだぜ  はじめから名乗るつもりはないとな」

時雨「心は変わるものだ

脇役の小さなコマの台詞がこんなにかっこいいなんて………これぞ冨樫節。

男性諸君。恋人の心変わりにあったときは時雨の台詞を思い出しましょう。

飛影VS時雨

いよいよ戦うことになった飛影と時雨。立ち会う躯(むくろ)の台詞も冨樫節。

真剣勝負は技量にかかわらずいいものだ

決する瞬間  互いの道程が花火の様に咲いて散る

冨樫先生……あなた真剣勝負したことないでしょ……

なのになんでこんな漫画が描けちゃうの……

一瞬の攻防

2人の戦いは一瞬でした。

 

飛影の回想

相討ちに終わった戦いのあと、躯による飛影の回想が入ります。

長いですが全文引用します。

忌み子飛影

氷河の国で生まれた呪われの凶児

名付け親は盗賊

血が噴き出す寸前の真っ赤な肉の切れ目が好きで

悲鳴を聞くと薄く笑うそんな子供

氷河の女がお前を恐れて捨てた気持ちもよくわかる

形見の氷泪石が至高の宝石と知って盗賊に見せびらかす為首にかけた

それだけで一日中血に不自由しなかった

氷河の国はもう見つかっても見つからなくてもよくなってた

お前は忙しい

時々石を眺めて思い出す

そんな程度の故郷になった

ただの殺しに飽きた頃 地元の盗賊もお前を恐れて避けるようになった

石を眺める時間が増えた

そしていつか

石を見ると気持ちが和む自分に気付いた

石と向かい合う時だけ表情が緩む

不思議な力を秘めた石を通して

この石と自分を作った人を想う

氷河の国を探そう

理由は変わり始めていた

土地を移れば敵も変わる

なかには手強いヤツもいる

一生の不覚

探し物が二つになる

もっとよく見える目が必要だった

邪眼をつけるためには特上の激痛に耐え

せっかく鍛えた妖力も失わなければいけないが

当時のお前にとってそれは都合が良かった

一瞬の油断で石を失くした自分自信が許せなかった

邪眼の力の一つ千里眼でほどなく氷河の国は見つかる

隠密の帰郷

氷女は皆どこか暗くいじけて見えて殺す気も失せた

幻滅することでお前の復讐は終わった

城の裏角

早桶の上に朽ちた墓標

それがお前の母親の寝床

しかし腹は立たなかった

これが彼女の意志だったのだろうとお前は考えた

収穫はあった

妹のこと 名は雪菜

失踪して数年らしい

一つ目的を遂げ新たな目的を得る

まるで漂流するようにお前は生きる

紆余曲折を経て人間界へ

妙な人間との戦い

また少しお前は変わる

妹は見つかったが

当然お前を知らない

お前も言わないそれでいいとお前は思う

あとは自分の氷泪石を見つけるだけ

人間界での闘いもそろそろ飽きた

しかし

「もし私の兄に会ったらこの石を渡して下さい」

「これはオレの氷泪石じゃない」

そう思いながらもお前は目的を削がれたような虚無におそわれる

戦うことだけがお前に残り

とうとうお前はいかに死ぬかを考える

お前の意識は今までオレが触れたものの中で一番心地いい

はい。ばんばんは完全に自分の世界に入ってます

生きろ飛影

飛影の意識に触れながら躯は自分の体をさらけ出します。

そして一言

生きろ飛影  お前はまだ死に方を求めるほど強くはない

まとめ

飛影VS時雨戦はマイナーですが幽☆遊☆白書屈指の名場面と名台詞のオンパレードです。

みなさん読みましょう。

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