こんにちは。ばんばんです。
ぼくは独立を目指して小説を書いたり、ヤるサロンのような活動に参加しています。
最近はフリーランスやブロガーの方の知名度が上がり、「雇われない働き方」が注目されています。
「安定しているけど退屈な会社員」VS「不安定だけど自由で楽しいフリーランス」みたいな構図で、SNS界隈で論争が起こっています。
今日はそんな風潮に対して思うことを書いていきたいと思います。
目次
そもそも会社員は安定しているのか
まず言いたいことはこれです。
「会社員は安定しているし、将来も保証されている。わざわざ独立するなんてばかだ」
といった意見が主流みたいですね。少なくとも僕の家族や友人はそういった考えでいます。
本当にそうなのでしょうか。ぼくは会社員でいるほうが不安です。
会社員の不安なところその① いつ会社がつぶれるかわからない
よっぽどの大手ならともかく、ぼくのように中小企業で働いていると、いつ会社がつぶれるかわかりません。
ぼくがお客様に貢献したところで、会社が経営方針を間違えば簡単に破綻するでしょう。
「フリーランスはいつ食えなくなるかわからない」ということを根拠に独立に否定的な人がいますが、会社員だっておなじです。
明日から会社がなくなる、という極端なことはないと思いますが、一年後も経営が順調であるという保証はどこにもないです。
ぼくが勤めている旅館は稼働率94%の人気旅館ですが、役員は「今年もなんとか利益が出そうだ」といっています。(旅館、ホテルの平均的な稼働率は50~60%だといわれています)
年中満室の旅館でさえ、必ず利益を出せるという保証はないのです。それくらい経営というのは難しいのです。(やったことないけど)
「会社員は安定」といっている人たちは、「会社がつぶれない」という前提でいます。そもそもそれがおかしな話ですね。
会社員の不安なところその② いつクビになるかわからない
こちらの理由のほうが現実的ですね。
「会社がつぶれない=雇用が守られる」ではないのです。
現在人間がしている仕事のほとんどは、近い将来に人工知能やロボットにとってかわられます。
AIやロボットは初期投資だけで人件費もいらず、残業も休日出勤もさせられます。あなたが経営者だったら、人間とロボットのどちらを使いますか?
「接客業はなくならない」といわれていましたが、飲食店の注文をタブレットだけで行う店も増えてますよね。
「攻殻機動隊」に出てきた芸者ロボが実用化されれば、僕のような仲居業も危ないです。
コンピューターが融資先をはじき出してくれるので、銀行マンの仕事も危ないといわれています。
「メガバンクに就職したから生涯安泰」ではないのです。
会社員の不安なところその③ やりたい仕事ができなくなる可能性がある
ぼくは接客業が好きなので、旅館の客室係をやっています。
うちの旅館は客室係のほかに清掃とフロントの部署があり、正社員は数年で異動があります。
どんなに優秀な仲居だったとしても、辞令一つで他部署に飛ばされるのです。
「好きな仕事ができなくなる可能性がある」というのは、会社員最大の欠点だと思います。
ぼくは異動を宣告されたら即辞表を出すつもりでいます。
まとめ
会社員の不安なところは
- いつ会社がつぶれるかわからない
- いつクビになるかわからない
- 好きな仕事ができなくなる可能性がある
です。フリーランスは不安定ですが、生き方を自分で決められるので、上に挙げたような不安はないはずです。
僕は会社員でいるほうが不安です。
コメントを残す